営業のビジネスマナー

営業のクールビズ(男性・女性)の対応と着こなし術・ビジネスマナー

5月のゴールデンウィークを終わる頃から、よく耳にするようになるのが「クールビズ」です。ノーネクタイやジャケットなしの軽装は、楽なので助かりますよね。

しかし、営業職の場合は、着こなしによっては、お客様に不快感を与えてしまうこともあります。そのため、クールビズの服装には、いろいろと悩んでしまいますよね。

たとえば、

「本当に、ジャケット(上着)は着なくてもよいのか」

「半袖のワイシャツで商談に行ってもよいのだろうか」

このような悩みを、あなたも感じたことがあるのではないでしょうか。

そこで、ここでは営業活動に適切なクールビズについて解説していきます。

クールビズとは?

まず、「クールビズ」とは何でしょうか。

クールビズとは、環境省が提唱している国民運動である地球温暖化対策「COOL CHOICE」の施策のひとつです。

具体的には、室温の適正化(室温28℃)や、その温度に適した軽装の着こなし、各種取り組みを促す運動です。

省エネ対策として始まったクールビズは、世界中で環境問題への意識が高まったことにも後押しされ、急速に日本に浸透していったのです。

クールビズの期間は、いつまで?

環境庁が推奨する実施期間は、5月1日から9月30日まで(2020年)です。

もちろん、勤務先の企業によって、実施期間は違ってきますので、就業規則などを確認しましょう!

それでは、われわれ営業職は、このクールビズをどのように受けとめれば良いのでしょうか。

営業職のクールビズ:上着(ジャケット)

最初にスーツの上着についてです。たとえ、真夏の暑い時期であっても、営業職は上着(ジャケット)の着用が基本です。

なぜなら、ビジネスシーンにおいて、ワイシャツというのは「下着」と同様だからです。つまり、上着(ジャケット)を着ないのは、下着の格好でお客様と会っていと同じなのです。

さきほどの、環境省の説明にもあったとおり、クールビズは社内における室温適正化の取り組みです。われわれ営業マンがお客様と会うときは、全く別の問題なのです。

営業職のクールビズ:半袖ワイシャツ

そして、上着(ジャケット)の次に営業マンが気になるのが、半袖のワイシャツではないでしょうか。

真夏の暑い時期や満員電車で汗をかくことを考えると、長袖より涼しい半袖シャツはとても助かりますよね。

ただ、半袖のワイシャツは営業職にとってはNGです。

フォーマルなビジネスシーンにおいては、長袖シャツが基本だからです。

たとえ、ジャケットを着ていたとしても、ワイシャツは必ず長袖を着用するようにしてください。

営業職のクールビズ:ノーネクタイ

そして、ネクタイです。営業職にとってはネクタイも同様に、夏場であっても着用が基本です。お客様と面談を行うときは、必ずネクタイを締めるようにしましょう。

ノーネクタイや上着を着ないというクールビズの服装は、営業職には相応しくありません。

もちろん、事務所の中やお客様へ移動する最中などはネクタイを締める必要はありません。ですので、ネクタイを鞄に入れて持ち運べるようにするなどの工夫を考えましょう。

ネクタイと上着の着用を前提に、自分なりの暑さ対策を行うことが営業職には求められます。

営業職におすすめのクールビズ・着こなし術

このように、温暖化対策の施策であるクールビズと、お客様を相手にしている営業職は別々に考える必要があるのです。

営業職のクールビズに関して、悩んでいた方は参考になったのではないでしょうか。

ここからは、さらに真夏の暑い時期を快適に過ごすため、営業職におすすめのクールビズの着こなし術について話をしていきます。

通気性の高い上着(ジャケット)

私のおススメは、夏用のジャケットを用意しておくことです。男性用も女性用も、軽量で通気性の高い夏用のジャケットが売られています。

これらを2~3着持っておくと、夏場の暑さ対策にはとても有効です。

少々、費用がかかりますが、暑い時期に快適に営業活動に取り組めるのであれば安い投資です。

吸収性の高い下着・インナー(肌着)

また、夏場の暑い時期には、私は吸汗性の高い下着を着ていました。そうすることで、汗でワイシャツがビショビショになるのを抑えることができます。

汗で濡れた状態のワイシャツは、お客様と顔を合わせるときの身だしなみとしてはNGです。

とくに、外回りが多い営業マンであれば、夏場の汗対策はしっかりと行っておきましょう。

汗の吸収性が高い下着や風を通しやすく涼しいインナー(肌着)などが売られていますので、探してみてください。

通勤時のクールビズ・着こなし

さらに、私は夏用のジャケットは、いつも事務所に置いて帰っていました。

つまり、通勤の行きも帰りも、ワイシャツだけで通勤していたのです。もちろん、ネクタイも締めることはありません。

そうすることで、夏場の満員電車で汗をかいて、不快な気持ちにならなくてすみます。

お客様に会うことがなければ、クールビズを適用しても問題はないのです。このように、できる範囲で暑さ対策を実施していきましょう。

暑さ対策はビジネスマナー

さらに、私は真夏の暑い時期には、事務所のロッカーに予備の下着と靴下を置いていました。そして、外回りで汗をかいて戻ったときは、お手洗いに入って着替えていたのです。

そうすることで、汗で不快な思いをせずに、仕事に取り組めるようになります。

汗をかいた状態で事務所で仕事をするのは、ビジネスマナー違反だと考えてください。汗の匂いで周囲に迷惑をかけることもあるからです。

このように、工夫と準備をしておくことで、夏場の着こなしを快適にすることができます。

クールビズという制度に頼るのではなく、会社のルールの範囲であなたなりの暑さ対策を考えてみましょう。身だしなみを整えることは、社会人としての常識であることを忘れてはいけません。