営業職の身だしなみで毎朝、気を使わなければいけないのでワイシャツです。シャツの雰囲気によって、その営業マンの印象は大きく左右されます。
もちろん、汚れやシワがなく清潔な状態で着こなすのが基本です。
そして、ビジネスに適した良質なシャツを選ぶことで、営業職としての信頼感を演出することができます。ここでは、ワイシャツを選ぶときのポイントについて解説していきます。
営業職にとってのワイシャツ
最初に認識して欲しいのが、シャツは「下着」であるということです。そのため、お客様の前では上着を着るのが常識です。夏場にワイシャツのまま外出する営業マンがいますが、ビジネスマナーとして間違っていることを理解してください。
そして、営業マンにとって、ワイシャツは毎日着用するものです。それだけに、正しい着こなし方を身に着けておくことは必須事項だと考えてください。
購入するときの大前提として、首周り・裄丈などを寸法してもらい、自分の体にフィットしたものを選んでください。最初はショップの店員から、いろいろとアドバイスをもらうようにしましょう。
そして、シャツを選ぶときに注目するべきポイントは3つです。デザインと素材、そして色・柄です。これらの要素について、一つひとつ解説していきます。
営業職のワイシャツの選び方1、デザイン
シャツにはさまざまなデザインがありますが、営業職のスーツスタイルに会わせるときに注目するのが「カラー」と「カフス」です。
カラーとは、首元のVゾーンの形のことを指します。カラーだけでも多くの種類がありますが、男性であればネクタイとの組み合わせを意識しなければいけません。
カフスとは、袖口の型のことを指します。こちらも同様に、さまざまなバリエーションが存在します。それぞれの代表的なモデルを以下の図にまとめています。
営業職であれば、カラーは「レギュラー」「ショートレギュラー」「スタンダードワイド」が適しています。スーツやネクタイとのコーディネートを意識して購入するようにしてください。
基本は、ビジネスに相応しいデザイン
また、「ボタンダウン」の形式はカジュアル的なデザインです。そのため、営業職には適していいません。
デザイン重視ではなく、ビジネスに相応しいかどうかで選ぶようにしましょう。
カフスは、「小丸カフス」「大丸カフス」が適しています。ダブルになっているデザインやドレスシャツなどは、ビジネスシーンにはNGです。
なお、ワイシャツとセットで選びたい「ネクタイ」については、以下の記事で解説しています。
営業職のワイシャツの選び方2、素材
綿や麻などが代表的であり、その糸の太さや折り方によってシャツの見た目は大きく変わります。
営業職がスーツスタイルに合わせるのであれば、「ブロード」タイプが最も適しています。
ブロードタイプは、表面に自然な光沢がでる生地でビジネスシーンの定番とされています。
しかし、多くの営業マンはシャツの素材まで意識していないのではないでしょうか。これを機にショップの店員に尋ねるなどして、基本を抑えましょう。
仕事で毎日着用するシャツに対して、しっかりと関心を持つようにしてください。
そうすることで、自然と身だしなみやビジネスマナーへの意識が高まります。営業職であれば、外見には十分に気を使わなければいけません。
営業職のワイシャツの選び方3、色・柄
最後にシャツの色と柄についてです。色はやはり白です。
どのような色のスーツやネクタイにも合わせることができるので白で統一すれば応用が効かせやすいです。
色のついたカラーシャツはNGではありませんが、水色や薄いブルーなどあまり主張しないものを選びましょう。
黄色やピンクなど明るい色は女性であっても営業には適していませんので注意してください。
柄は無地が基本
柄はビジネスでは、無地が基本です。
生地の折り方によってできる柄を織柄といいますが、これもデザイン色の強いものは避けりようにしましょう。
ここで解説したのは、シャツに関する基礎知識です。営業職であれば、毎日着用するものです。
着こなしの基本を理解して、お客様に信頼感を与える身だしなみを日々の営業活動で心がけてください。