全てのビジネスに共通する売り上げをあげる原理原則
どんな企業でも売り上げの拡大を望んでいます。そのための販売戦略やマーケティング理論が、世の中には数多く存在します。ただ、ビジネスの原理原則に目を向けると、その構造はとてもシンプルです。
ここでは、売り上げをあげるために必要なビジネスの鉄則について話をしていきます。
売り上げを構成する3要素
多くの人はマーケティングを複雑に考える傾向があります。売り上げをあげるために、色々な方法を試行錯誤します。しかし、実際はとても単純です。売り上げを決める要因は、次の3つしかありません。
1商品単価
2顧客数
3購入頻度
例えば、販売価格100円の商品で考えてみます。10人のお客様に対して、一人あたり10個ずつ売れた場合、売上高は10,000円になります。売上高を計算式で表すと、次のようになります。
各要素を少しずつ改善すればよい」と考えてみてください。例えば、売り上げを構成する3つの要素を、今までよりも1割高める努力するのです。このように考えると、その難易度は低く感じられるのではないでしょうか。
このときの売上高を計算すると、次のようになります。