営業・セールスを「学問」として体系的に学ぶ

ベイビーステップ:最初の一歩を踏み出して成果を生み出す技術

 

仕事における課題点を見つけることができても、なかなか改善に向けて動きだせないときがあります。例えば、問題が大きすぎて、やるべき事が多いと、取り組むのが億劫になります。

 

このような状況で有効になるのが、「ベイビーステップ」による仕事の進め方です。

 

ベイビーステップとは、作業項目やタスクを細かくしてから取り組むという考え方です。「赤ちゃんでもクリアできほど簡単なレベルにまで細分化する」という意味に例えています。そうすることで心理的な負担を少なくし、仕事に取りかかりやすくします。

 

ここでは、ベイビーステップによる仕事の取り組み方について解説していきます。

 

 小さな一歩が大きな行動を促す
例えば、読書です。本を読んだ方が良いことは分かっているが、読書の習慣がない人にとって本を最後まで読み終えるのはハードルが高いものです。そこで、ベイビーステップを取り入れます。

 

例えば、次のように行動を小さなステップに分けていきます。

 

「一冊を読み終える」
 ↓
「書店で購入する」
 ↓
「本の中身に目をとおす」
 ↓
「気になった本を手に取ってみる」

 

このように、作業を細切りにしていきます。「気になった本を手に取る」という行為は、「一冊を読み終える」という行動よりとても簡単です。そのため、実行に移すのに抵抗を感じません。これが、本を読むのを躊躇している自分の背中を押してくれるのです。

 

また、本を手に取って数ページ読んでみると、自分の興味が高まり、そのままレジに向かってしまうケースはよくあります。このように、小さなステップを始めてみたら、意外と熱中して取り組み続けてしまう状況を作り出すのが、ベイビーステップの効果です。

 

 最初の一歩が大きな成果に繋がる
例えば、「営業部門の利益率が下がっている」という問題があります。この課題に気づいたとしても、何から取り組んだら良いのか分かりません。問題が抽象的で大きすぎるからです。

 

そのため、多くの営業マンが、対策を取らないままにしてしまいます。改善に取り組むのが億劫だからです。そこで、ベイビーステップによって細分化を行い、仕事のハードルを下げます。

 

例えば、利益率の改善に向けて、次のようにタスクを分解していきます。

 

「利益率の向上」
 ↓
「利益率低下の原因追求」
 ↓
「現状の収支状況の把握」
 ↓
「昨年度からの収支データを収集」

 

このように「収支データの収集」というような、簡単に終えることができる作業にまで落とし込んでいきます。そうすることで、心理的なハードルが下がり、仕事を始めやすくなります。

 

問題が大きかったり、原因が特定できなかったりすると、不安だけが膨らんでしまうことがあります。そのため、考えすぎてしまい、時間が無駄に過ぎてしまうことがあります。これが、状況を悪化させ、さらに問題が大きくなるケースは頻繁にあります。

 

行動に行き詰ったときや、何から始めていいのか分からない場合は、タスクを細分化するようにしてください。問題を小さく分けることで、行動に対する抵抗感を少なくすることができます。

 

これが、あなたの行動を後押ししてくれます。

 

このように、仕事の進め方を工夫することで、モチベーションを管理することができます。ベイビーステップにより、今すぐに着手できる仕事から取り組み始めるようにしてください。最初の一歩を踏み出さなければ、大きな成果は生まれないことを理解する必要があります。


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