営業のビジネスマナー

複数のお客様と名刺交換をしても、すぐに顔と名前を覚えるテクニック

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<p>お客様との面談で、複数人の担当者とお会いすることがあります。このとき、お互いが初対面であれば、何人もの方と名刺交換を行うことになります。とくに法人営業であれば、珍しいことではありません。</p>
<p>そして、複数のお客様と名刺交換をしたとき、顔と名前を一度に覚えるのは簡単ではありません。しかし、次に会ったときにお客様の名前を覚えていないのは非常に失礼です。</p>
<p>自分の名前を覚えていない営業マンを、お客様が信用するはずはありません。</p>
<p>そのため、営業マンは複数人のお客様と名刺交換をしても、しっかりと顔と名前を覚えておかなければなりません。そこで、ここではお客様の顔と名前を忘れないための具体的なテクニックを紹介します。</p>
<h2 id=お客様の顔と名前を覚えるテクニック

これは、私がIT業界で営業をやっていたときから行なっている一つの工夫です。それは、商談のときに座っていた席順をノートに書き残しておくことです。

営業マンであれば、商談で話した内容を必ずメモに記録しています。そのノートの中に打ち合わせを行なったときの位置関係も書き残しておくのです。

こうすることで、商談から時間が経っても、顔と名前を思い出すことができます。そのときのお客様の「記憶」と、ノートに残してある席順どおりの「名前」を一致させることができるからです。例えば、次のように名前を思い出せないことは良くあります。

「前回の商談で予算を削られてしまう可能性があると話していた人の名前は何だったか」

しかし、その商談を思い返すと、その話をしていた人が座っていた位置なら思い出せることは多いです。これは、映画のワンシーンを思い出すように、商談の流れが物語のように頭の中に残っているからです。

そのため、「商談のときに自分の向い側に座っていた人が予算の話をしていた」というように、そのときのシーンが記憶に残っているのです。

人間は物事を覚えるとき、一つの事象を暗記するよりも、ストーリー(物語)として覚えた方が記憶力は高まります。そのため、名前という単語は忘れてしまっても、商談の中のシーンは覚えていられるのです。

そして、ノートに書き残しておいた席順と、この記憶を一致させればよいのです。そうすることで、お客様の名前を確認することができます。例えば、次のような内容です。

「私の向い側に座っていて予算の心配をしていた人が鈴木課長だったか」

このようにして、忘れてしまったお客様の名前を、後から確認することができます。

座席メモから話題が生まれる

さらに、前回の打ち合わせのときに、そのお客様が話していた内容を思い出せるとうメリットもあります。先程の理由と同じく、座っていた位置から「前回どのような話をしていたか」を思い出すことができるからです。

これを利用することで、雑談のネタに活用することができます。例えば、次ように前回の打ち合わせでのシーンを思い出します。

「自分の斜め右前に座っていた人がゴルフの話をしていた。あの人が柴田様だったか」

そして、座席メモから名前と話の内容を一致させます。これをネタにして、次の訪問では雑談を行えば良いのです。例えば、次のような話の振り方です。

「柴田様、週末にゴルフに行くとおっしゃてましたがスコアはどうでしたか」

このように、座席メモを残しておくことで、前回の商談で話した内容を確実に思い出せるようになります。これを利用して、次回の訪問で活用すれば良いのです。商談を進めていくうえで大きな手助けとなります。

多くの人を名刺交換を行えば、名前を忘れてしまうことは誰でもあります。大切なことは忘れないための工夫をすることです。相手の名前を忘れることは、社会人としてマナー違反であることを理解してください。

そして、名前を覚えることができない営業マンが、お客様に信頼されるはずがありません。ここで紹介した座席メモを取り入れて、最低限のビジネスマナーを厳守するようにしてください。