営業職の身だしなみの中でも、お客様に与える影響が大きいのが髪型・ヘアスタイルです。営業マンの表情や雰囲気は、ヘアスタイルによって大きく変わるからです。
とくに女性はヘアスタイルによって、顔の印象が大きく左右されます。また、男性は短めの髪型が好ましいですが、それだけに乱れていると非常に目立つものです。
いずれも、お客様に不快を与えない清潔で信頼感のあるヘアスタイルが基本です。
ここでは、営業職(男性・女性)に求められる髪型・ヘアスタイルについて解説していきます。
営業職:男性の髪型・ヘアスタイル
男性は短めのヘアスタイルが基本だと考えてください。
前髪の長さは、正面から見て眉にかからないようにしましょう。サイドは耳にかからない長さが理想です。
上記の長さを常に保つには、1ヶ月~1ヶ月半ごと散髪に行くようなると思います。
もちろん、散髪の費用はかかりますが、営業で成果をあげるための必要経費だと考えてください。
たまに、髪の毛が伸びてボサボサの状態の営業マンをたまに見かけます。このような外見のまま仕事を続けている営業マンが、お客様に信頼されるはずはありません。
髪の毛が長いことが問題なのではなく、「相手に不快を与えない清潔な状態で仕事に臨む」というビジネスマナーの基本を守れないことが問題なのです。
また、整髪料をつけるのは問題ありませんが、つけ過ぎには注意しましょう。
整髪料で髪の毛がテカっているのを嫌うお客様もいるからです。あくまでも、自然体でいることが好ましいと考えてください。
もちろん、茶髪は問題外です。
たまに、「この業界は髪を染めていても問題ない」というような事を聞きますが、そんなことはありません。
お客様から信頼されることが第一である営業職において、髪色で個性を主張する必要はありません。
髪型でオシャレをしいのは分かりますが、営業職であれば我慢しなければいけません。
私自身もそうですが、やはり短めのヘアスタイルをオススメします。
短髪だと散髪に行く頻度は増えますが、お客様からは非常に好印象です。さらに、髪型のセットなどに時間がかからないのでとても楽です。
営業職:女性の髪型・ヘアスタイル
女性は髪型によって、その印象が大きく左右されます。
ショートもロングでも問題ありませんが、耳が見えていると清潔感を演出することができます。
女性はオシャレを楽しみたい気持ちが強いので、それを抑えてビジネスシーンに相応しいヘアスタイルを常に心がけてください。
そして、女性が特に気をつけなければいけないのが、前髪の長さです。
お客様と会話をしているときに、何度も髪をかき上げる仕草はマナー違反です。商談のときは髪を後ろで束ねるなどして対策をするようにしてください。
また、女性であっても髪を染めるのは好ましくありません。
色の薄い茶髪であれば問題ないと考える人もいますが、それは間違いです。とくに年輩のお客様は、茶髪を好ましく思わない人が多いので注意してください。
自分の感覚で決めるのではなく、「お客様にどのように見られるか」が営業職のビジネスマナーの基本であることを肝に銘じてください。
髪型・ヘアスタイルは乱れがあると非常に目立つものです。そのため、十分にケアしておかないと、お客様に不快を与えてしまう原因になります。
常に営業職はお客様に見られる仕事であることを認識して、日々の営業活動に取り組むようにしてください。