営業のキャリア志向

営業が選ぶ人気の転職先ランキング2019年

<営業学>

営業として数年間働いていれば、一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、転職したいと思える企業がなかなか見つからないですよね。

そもそも、どのような企業が転職先として、営業マンに人気があるのでしょうか。

そこで、ここでは営業マンに人気の転職先ランキングを公開していきます。

<営業>人気企業ランキング 1位~3位

トヨタ自動車

 

Google

 

楽天

2019年の営業マンが選ぶ転職人気企業ランキングは、第1位が「トヨタ自動車」となりました。日本が誇る世界のトヨタ、やはり強いですね。

続く、第2位がIT業界を代表する超巨大企業の「Google」です。ここ数年間は、常に上位にランクインしていますね。

そして、第3位が「楽天」となりました。流通から携帯電話事業と注目される企業だけあり、やはり人気が高いです。

このランキングは、転職サイト「doda(デューダ)」で有名なパーソナルキャリア株式会社が2019年2月に行った調査結果です。営業職として働く22歳~59歳の正社員(男女)を対象にしています。

※参照元 転職サイトdoda「転職人気企業ランキング2019<職種別 営業>」より

第1位 トヨタ自動車

<営業学>

ランキング1位に輝いたのが、EV(電気自動車)や新エネルギー車の販売、車の自動化・IT化などえ世界をリードするトヨタ自動車です。

トヨタ自動車は、2017年から1位の座を守っており、これで3年連続の首位となりました。

日本を代表する企業であり、これからも成長が見込まれる業界であるだけに、「世界のトヨタ」で働きたいと思う営業マンが多いのではないでしょうか。

今回の調査で、トヨタ自動車を選んだ方の理由が、次のような内容です。

【この企業を選んだ理由】

給料・待遇がよさそう     49%
やりがいのある仕事ができそう 44%
人間関係がよさそう      40%
グローバルに活躍できそう   48%
新しいことに挑戦できそう   40%
プライベートを大切にできそう 53%

成長を続けている企業だけに、「給料・待遇がよさそう」「プライベートを大切にできそう」というような良いイメージを持つ営業マンが多いようです。

それでは、実際にトヨタ自動車に投票した方のコメントを見てみます。

技術力が高く、世界に誇れる企業だから(28歳/女性/品質管理・品質保証)

TOYOTA車が好きだから(53歳/男性/商品企画・開発)

日本で一番の車づくりを学びたい(35歳/男性/設計開発)

開発や設計を行っている方は、やはり純粋に車が好きな人が多いのでしょうか。

グローバルでの活躍に期待する人も多いことから、海外でのセールスに興味を抱く営業マンも多いはずです。

第2位 Google

<営業学>

次いで第2位に位置づけたのが、巨大IT企業のGoogleです。

総合部門では首位の座を獲得したGoogleですが、営業職においては2位という結果になりました。

「好きなことして、生きていく」というキャッチフレーズから、日本企業にはない自由度の高い働き方を期待する営業マンが多いようです。

ここで、実際にGoogleを選んだ方の理由を見てきます。

【この企業を選んだ理由】

給料・待遇がよさそう     62%
やりがいのある仕事ができそう 57%
人間関係がよさそう      61%
グローバルに活躍できそう   51%
新しいことに挑戦できそう   60%
プライベートを大切にできそう 60%

「人間関係がよさそう」や「プライベートを大切にできそう」に期待しているように、仕事よりも働き方を重視する人が多いです。

それでは今回の調査で、Googleに投票した営業職のコメントをいくつか見てみましょう。

さまざまなバックグラウンドの優秀な社員に出会えそう(24歳/女性/法人向け営業)

自由な発想で仕事ができそうだから(37歳/男性/個人向け営業)

世界を変えるサービスを作ってみたい(41歳/男性/法人向け営業)

さまざまなバックグラウンドの優秀な社員と仕事ができれば、営業マンとして大きく成長できるのは違いありません。

第3位 楽天

第3位にランクインしたのが、国内最大手のネット通販をはじめ、金融や旅行事業など幅広い分野でサービス展開する「楽天」でした。

新たに携帯電話事業にも参入し、日本のIT業界の中でも最も話題があり、勢いのある企業です。

同じように、今回の調査で楽天を選んだ理由を見てみましょう。

【この企業を選んだ理由】

給料・待遇がよさそう     49%
やりがいのある仕事ができそう 44%
人間関係がよさそう      40%
グローバルに活躍できそう   48%
新しいことに挑戦できそう   40%
プライベートを大切にできそう 53%

社内の公用語を英語にし、世界的な展開を進める楽天だけに、グローバルな場で働くことを期待する方が多いです。

それでは、楽天に転職を希望する方のコメントを幾つか見てみます。

生活のあらゆる分野につながっているので(39歳/男性/販売促進・広告宣伝)

時代を先行しているから(25歳/男性/法人向け営業)

今後も成長が見込まれ、社員の福利厚生も充実していそうだから(31歳/女性/人事)

やはり、楽天には「時代を先行」や「福利厚生が充実」というイメージがあるようです。

実際に楽天は、無料のカフェテリアや託児所を社内に設けたりしています。

さらに、出産や育児、介護に対するサポート制度も整えており、「時代を先行している」のは間違いありません。

「この企業を選んだ理由」「コメント」は、全て調査結果から引用。

※引用元 転職サイトdoda「転職人気企業ランキング2019<職種別 営業>」

 

<営業>人気企業ランキング 4位~30位

さて、ここまで営業職が選ぶ人気の転職先ランキング1~3位を見てきました。

同じ営業職として働いているのであれば、あなたも気になった企業があるのではないでしょうか。

そして、ここからは4位~30位までのリサーチ結果を見ていきます。

全日本空輸(ANA)
ソニー
Amazon Japan
リクルートホールディングス
三菱商事
キーエンス
日本航空(JAL)

 

11  電通
12  パナソニック
13  ソフトバンク
14  サントリーホールディングス
15  JTB
16  本田技研工業(Honda)
17  伊藤忠商事
18  東日本旅客鉄道(JR東日本)
19  オリエンタルランド
20  Apple Japan
21  ヤフージャパン
22  三菱地所
23  三井物産
24  三井不動産
25  フジテレビジョン
26  ZOZO
27  西日本電信電話
28  カルビー
29  味の素
30  三菱UFJ銀行

 

<総合>人気企業ランキング 1位~3位

<営業学>

ここまでは、営業職が選んだ人気ランキングを見てきました。

ただ、営業職のみならず、他の職種においても転職先として人気のあある企業が気になりますよね。

そこで、ここからは全職種を対象とした総合部門の転職先人気ランキングを紹介していきます。

Google

 

トヨタ自動車Google

 

楽天

2019年の総合部門・転職人気企業ランキングは、第1位が「Google」でした。営業部門では2位でしたが、総合部門ではトップです。

入れ替わりで、第2位が「トヨタ自動車」です。総合部門でも、圧倒的な強さですね。

そして、第3位が営業部門と同じく「楽天」となりました。このトップ3は、職種にかかわらず転職先として群を抜いた人気があります。

※参照元 転職サイトdoda「転職人気企業ランキング2019<総合>」より

<総合>人気企業ランキング 4位~30位

さて、ここからは4位~30位までのリサーチ結果を見ていきます。

ソニー
Amazon Japan
全日本空輸(ANA)
キーエンス
パナソニック
三菱商事
Apple Japan

 

11  日本航空(JAL)
12  リクルートホールディングス
13  サントリーホールディングス
14  ソフトバンク
15  本田技研工業(Honda)
16  ZOZO
17  東日本旅客鉄道(JR東日本)
18  ヤフージャパン
19  伊藤忠商事
20  電通
21  資生堂
22  JTB
23  オリエンタルランド
24  味の素
25  日本マイクロソフト
26  三井物産
27  日立製作所
28  花王
29  東海旅客鉄道(JR東海)
30  任天堂

※参照元 転職サイトdoda「転職人気企業ランキング2019<総合>」より

ランキングはバロメーターとして利用する

さて、ここでは営業職と総合部門における人気の転職先ランキングについて解説してきました。ランキングのなかに気になった企業があったのではないでしょうか。

あくまでも、人気ランキングですので、自分の意志で転職先は探さなければいけません。

ただ、人気ランキングはバロメーターとして活用することもできます。

人気がある企業には、必ず正当な理由があるからです。

例えば、「育児・介護の支援制度が充実している」「勤務時間が自由」などです。

人気がある企業を調べることで、このような世の中の企業の動向を知ることができます。これを、自分自身の転職の参考にするのです。