仕事において時間管理は非常に重要です。限られた時間を何に使うかは、仕事の成果を大きく左右するからです。
書店に足を運ぶと、時間管理の書籍が数多く並んでいます。このことからも、タイムマネジメントが重要であることが理解できます。
そこで、ここでは営業マンに求められる時間管理について話をしていきます。
自分の時間を確保するための上手な断り方
仕事で成果をあげるためには、限られた時間を有効に使うことが必要です。しかし、会社には付き合いがあります。自分の思う通りに、全ての時間を使えるとは限りません。例えば、昼食やアフターファイブの飲み会などです。
せっかく誘ってくれた手前、多くの人が誘いを断ることができません。そこで、他人に振りまわされないためにも、上手な断り方を身につけておくことが大切です。時間を無駄にすることなく、有効に使えるようになるからです。
私が行っている断り方のコツを紹介します。例えば、飲みに誘われたときです。
「すいません、今日は私用事があるのです」
ポイントは否定語を使わないことです。「いけません」「無理です」と言った言葉を聞くと、「断られた」という印象を強く受けるからです。
さらに、断る理由を明確にしないことも、相手への配慮になります。そのため、「用事がある」という理由に留めておくようにします。
例えば、「地元の友人と食事をする約束がある」というように理由を言って断るとします。そうすると上司は、「俺の誘いよりも地元の友人が優先なのか」という気持ちになる可能性があるからです。
このように、誘ってくれた相手に対しては、十分に配慮をしなければいけません。
周囲の人と行動をズラして時間の無駄をなくす
他人と行動する時間をズラすことで、貴重な時間の無駄遣いをなくすことができます。このメソッドに関して、以下の動画で解説しましたので確認ください。
例えば、ランチの時間です。周囲と同じタイミングでいけば、どこも混んでいて待たされます。昼食をとるのに待たされる時間ほど、無駄な使い方はありません。
私はいつも11時30分から、もしくは13時からというように周りの人と時間をズラしていました。お店も混んでいないため、すぐに食事が出てきますので非常に時間のロスがありません。
時間の無駄をなくすことが、タイムマネジメントの基本です。
さらに、出社時間をズラすという方法もあります。私は仕事が溜まっているときは、始業時間前に出社するようにしていました。1~2時間前に出社すれば、同僚に声をかけられることも、お客様から電話がくることもないので、集中して取り組むことができるからです。
このように、貴重な時間を有効に使うために、他人に流されないことが重要です。ここで解説した手法を参考にして、日々の時間の使い方を振り返るようにしてください。