営業マンとして成功したいのであれば、付き合う人を選ぶ必要があります。なぜなら、自分の考えや仕事の習慣は、周りにいる人達に影響を受けるからです。
間違ったマインドを持った営業マンと交流すると、自分の正しい考え方に悪影響をおよぼします。そのため、ネガティブなことばかりを言う人達と距離をおくことは、自分が成長していくためには重要です。
付き合う人間を選ぶ
なぜか、サラリーマンは他人の悪口をいうのが好きです。上司やお得意様の文句をいうことで満足します。
そして、成績の悪い営業マンほどこの傾向が顕著です。仕事が終われば居酒屋に集まり、
決まって上司や同僚の陰口をいって喜んでいます。自分の仕事を棚にあげて、他人の批判をすることで優越感に浸っているのです。
営業マンとして成功したいのであれば、このような人達と付き合ってはいけません。たとえ、自分が陰口を言わないとしてもです。あなたが自身が他人の文句を言っているかどうかは問題ではありません。
なぜなら、他人の話を聞いているだけで大きな影響を受けてしまうからです。自分が全く考えていなかったことを聞かされることで、あなたの思考に悪影響を与えます。
例えば、次のような会話です。
「営業二課の部長はメンバーから嫌われているらしい。数字があがっていないと、会議の場で嫌味を言われるそうだ。予算が達成できないのもメンバーのせいにするらしい」
このように聞かされると、悪く思っていなかった相手に対するイメージが変わります。固定概念を持ってしまうのです。これでは、その人と対等に接することができなくなります。これは、仕事を進めていくうえで大きなマイナスになります。
そのため、愚痴や批判ばかりをする人間とは付き合ってはいけません。
レベルの低い人間に影響されることから徹底的に逃れる
偏った意見は仕事を進めるうえでは邪魔になります。このようなノイズは、すべて排除しなければいけません。
さらに、営業マンでお客様の悪口をいう人がいます。冗談のような口調でも、前述のとおり影響を受けます。このような環境からは、徹底的に距離をおかなければいけません。
私が会社員として働いていたときは、会社の飲み会にはほとんど参加しませんでした。それは、レベルの低い会話に入れられることで、自分の思考が汚されるのを避けるためです。
仕事で成果をあげるには、マインドが最も重要です。どのような姿勢で仕事に取り組んでいるのかは、あなたが考えている以上に大切です。そのため、正しい思考を持って仕事に向き合うために、付き合う人を選ぶことが必要になります。