最適な読書の習慣を身につける方法
多くの本を読むためには、習慣にするのが一番早いです。少ない時間でも、一定の期間、続けることで習慣として身につけることができます。
また、誰にでも集中して本が読める場所がを作れます。これは、「毎日、同じ時間に同じ場所で」というように決めることで、落ち着いて読書に没頭できるようになります。そうすることで、読書の楽しさを味わうことができます。
ここでは、私の経験を踏まえて、読書の習慣作りについて話をしていきます。
習慣にすることで読書の楽しさを味わうことができる
買った本をどこで読むかは大切です。落ち着いて読める場所を見つけることで、その効果が上がるからです。さらに読書は、場所を選びません。常に鞄の中に入れておけば、ちょっとした空き時間に読むことができます。
私の場合は、毎朝、通勤電車に乗る前の1時間を読書の時間に充てていました。スターバックスでコーヒーを飲みながら、いつも決まった席で本を読みます。
最寄り駅から会社の事務所まで、約1時間です。始業時間の9時に着くためには、8時に電車に乗れば良かったのです。そのため、7時から8時までの1時間を読書タイムにしていました。
「時間ができたら読む」という考えでは、いつまで経っても読むことはできません。時間と場所を決めて、日々の生活の中に組み込むことで、確実に継続することができます。
さらに、1時間という制限が効率を上げてくれます。人は、締め切りが目前に迫ることで、普段よりも高い集中力を発揮することができるからです。
そして何よりも、朝という時間帯は頭がスッキリしています。完全に独りの世界に入ることができて、読むスピードも自然とあがります。非常に効率のよい本の読み方をしていると思います。
最初の頃の私は、朝早く起きることができませんでした。しかし、一ヶ月ほど続けると、本を熟読できる楽しみが早起きの辛さを上回るようになりました。「本を読める」というモチベーションがあるから、起きることができるのです。
そして今では、寝る前に歯を磨かないと気持ちが悪いのと同じように、本を読まないと何だか気持ち悪さを感じます。完全に「生活の一部」となっています。
このように、習慣を身につけるコツは、「自分なりの時間と場所」を決めることです。お風呂で湯船に浸かりながらでも良いと思います。会社員であれば、通勤電車の中で読んでいる人も多くいます。
大切なことは、自分にあった方法で、一定の期間継続することです。いつもと同じ環境を作ることで、集中して本を読めるようになります。深く入り込むことで、読書の楽しさを理解することができます。これが習慣を身につけるための、一番の近道になります。