オーディオブックの活用法
本の知識を身に付ける方法は、読書だけではありません。オーディオブックを利用することで、その内容を習得することができます。さらに、この両方を利用することで、学習の効果を高めることもできます。
オーディオブックとは、書籍をプロのナレーターが朗読し、その音声を録音したものを指します。大手の出版社やコンテンツ配信サービスから、オーディオブックを購入することができます。
私は多くの本を読みながら、気にいった書籍はオーディオブックでも購入しています。音声で聴くオーディオブックは、読書とは違ったメリットがあるからです。
ここでは、オーディオブックの活用法について話をします。
オーディオブックで本の知識を手軽に学ぶ
読書を続けていると、「何度も読み返したい」と思える本を見つけることができます。それは、確実に身につけたい知識やスキルが詰まっている良書だからです。しかし、なかなか実行できません。そこで、オーディオブックを活用します。
本を読むには、ある程度のまとまった時間と集中できる環境が必要です。しかし、オーディオブックであれば、必ずしも必要ではありません。
一方、オーディオブックのメリットでは、気軽に書籍の内容を学ぶことができることです。ウォークマンやiPodに入れておけば、いつでも聴くことができるからです。音楽と同じように、散歩やランニングをしながらでも、お気に入りの本を学べます。
私はおもに、夜寝るときに聴いています。布団に入り、横になって耳で聴くだけですので、疲れていてもベストセラーを勉強することができます。電気を消してリラックスした状態で聴くことで、スムーズに頭の中に入ってきます。
以前は音楽を聴いていたのですが、寝る前に頭に入れた知識は記憶に残りやすいということを知り、オーディオブックに変えました。
脳にインプットされた知識は、睡眠中に整理されます。そのため、日中よりも睡眠前に学習したほうが、その知識が色褪せることなく脳に定着されていきます。
さらに私は、通勤電車の中でもオーディオブックを活用しています。いつも満員電車になるため、本を手に持って読むスペースがありません。しかし、オーディオブックはイヤホンをつけてプレイヤーで再生するだけですので、その心配がありません。
このように、オーディオブックは手軽に本の内容を学ぶことができる手段です。さらに、寝る前や通勤の時間を、有効に使うことができるというメリットもあります。
オーディオブックを利用するには
オーディオブックは、コンテンツ事業者から購入することができます。まず、録音されたコンテンツを音声ファイルとして手に入れます。それをCDに焼いて自宅で聴く、もしくはウォークマンやiPodに転送して利用します。
以下に、オーディオブックを提供しているサービスを紹介します。
1)「FeBe」株式会社オトバンク
私がよく利用するオーディオブックの配信サービスです。日本のベストセラーから、海外の書籍まで数多くの「良書」が揃っています。日本で最大数のコンテンツがあり、パソコンがあれば簡単に音声ファイルをダウンロードすることができます。
2)「iTunes」Apple社
Apple社は米国の企業のため、海外のベストセラーが中心になります。米国の書籍は英語の朗読になりますので、英語学習の教材としても利用することができます。
どちらも一冊から購入することができます。あなたが今までに読んできた中で、繰り返し読みたいと思えた本をオーディオブックでも購入してみてください。本にある知識を効果的に習得することができます。
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