営業の仕事術

お客様から信頼される営業マンのスケジュールの立て方

お客様から信用される営業マンになるためには、納期を守ることが絶対条件です。約束の時間を守ることは当然のことだからです。

営業成績が悪い営業マンは、決まってスケジューリングが下手です。いつも納期前にバタつくため、頼りない営業マンという印象を与えてしまいます。

そこで、ここでは営業マンに求められるスケジュールの立て方について話をしていきます。

残り時間を明確にして行動を管理する

私が行なっているスケジュール管理が、期限までの時間を予定表に入れることです。例えば、「3日前」というように、納期までにどれぐらいの時間があるかをスケジュール表に記載しておきます。こうすることで、仕事の進捗を管理しやすくなります。

さらに、実際の作業にあたる時間や上司の承認をもらう予定なども記載しておきます。例えば、以下のようになります。

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<p>細かく予定表に入れていくことは、非常に面倒くさい作業です。しかし、スケジュールに記載しておくことで、「納期までに残された時間」が明確になります。これが強制力となり、自分に行動を促してくれるのです。</p>
<p>例えば、「<span style=今日が締め切りの5日前だ。そろそろ提案書が完成していないと間に合わない。明日の午前中は全てこの時間に充てることにしよう」と進捗を管理できます。

仕事の所要時間を把握することで効率があがる

提案書や報告書の作成には、つい余計な時間をかけてしまいがちです。例えば、文字のフォントを整えたり、綺麗な画像を作ったりします。ひとつのタスクに想定した以上の時間を使ってしまうとスケジュールが思い通りに進みません。

そこで、仕事にかかる所要時間を把握しておくことが重要です。例えば、「見積書の作成は15分」「ABCシステムの提案書であれば2時間」というように、頭にいれておきます。

そうすることで、スケジュールを立てやすくなります。さらに、想定した所要時間に終わらせることを目標にすることで、集中して取り組むことができます。所要時間が「デッドライン」となり、仕事の効率をあげてくれるのです。

このように、スケジュールを計画するときは、所要時間を覚えておくことが有効です。仕事の効率を高めるためにも、これを日々の仕事で意識するようにしましょう。

納期に遅れることは、お客様の信頼を大きく損ないます。お客様との信頼関係が最も重要である営業マンにとって、スケジュール計画は大切な仕事です。

ここで解説したスケジュールの立て方を参考にして、日々の営業活動を管理する工夫をしてみてください。