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営業マンが年収をあげるためのコツ:仕事の質の考え方

どのようなサラリーマンでも、収入があがることを望みます。当然ですが、給料は少しでも多いほうが良いからです。そして、成果をあげることで、これを実現することができます。

しかし、会社から認められるたほどの「結果」を出すためには、仕事の精度を高めなければいけません。そのためには、自己研磨に取り組み、スキルアップをする必要があります。仕事の質を高めることで、今よりも多くの成果をあげることが可能になるのです。

ここでは成果をあげるための「仕事の質」の考え方について解説します。

スキルアップのための時間を確保する

営業マンが給料を増やすためには、成果を出すしかありません。そのためには、「自分の能力」をあげる努力が必要です。しかし、ほとんどの人はこれを行なっていません。だから、いつまでたっても成果があがるようにならないのです。今までと同じ自分で仕事をしていても、今までと同じ結果しかだせません。

これは、スポーツに例えれば簡単に理解できます。例えば、野球のバッティングを上達させるためには何が必要でしょうか。週に一回行なわれる練習試合を、何度も経験していけば良いのでしょうか。もちろん、実践で学べることはあります。しかし、それだけでは学習の量が少なすぎるのです。

そこで、必要になるのが練習です。例えば、何百回もの素振りを行なったり、ピッチング・マシーンで苦手なコースの球を克服したりするのです。このようなトレーニングを積むことでスキルがあがり、試合で結果を出せるようになります。

営業マンにも、この練習が必要です。営業職にとっては、勤務時間が試合です。しかし、この試合をこなしているだけでは、なかなか能力はあがりません。そこで、働いている以外の時間を使って、自分磨きを行うのです。例えば、お客様とのコミュニケーションが苦手であれば、そのための本を読んだり、研修やセミナーに参加したりすることです。

とくに私が薦めている「練習」が読書です。通勤の電車の中や休日に本を読んで勉強するのです。コミュニケーションから時間管理の本など、営業に必要な知識や考え方を取りいれます。これが、営業マンにとってのトレーニングなのです。

自分の時給を意識して仕事の質を高める

自分の価値を高めるコツは、仕事の密度を意識することです。そこで、あなたの給料から時給を計算してみてください。時給は、「年収÷年間労働時間」という計算式で算出します。

例えば、あなたの年収が600万円だとします。一日の勤務時間が8時間で、年間の勤務日数が240日(20日×12ヶ月)として、年間の労働時間は1,920時間になります。つまり、600万円÷1920時間=時給3,125円という計算になります。この3,125円があなたの時給になります。

ここで大切なことは、「会社から3,125円の時給を貰っている」ではなく「会社に時給3,125円の価値を提供している」と捉えることです。

つまり、一時間あたり3,125円以上の価値を与えなければいけません。例えば、「自分は時給5,000円である」と設定をします。この時給に見合う成果を出すことを意識するのです。

そうすると、仕事に関係のない無駄なことは、一切やっている暇がないことに気づけます。その結果、スピードと効率があがり、中身の濃い仕事ができるようになります。

この働き方を続けていくことで、仕事の基礎体力があがります。そして、今までよりも能力があがることで、今まで以上の成果を出せるようになるのです。

また、残業をすることは、あなたの価値を下げる大きな要因のひとつです。1時間で終わる仕事を、残業してダラダラと2時間かけて終わらせた場合、仕事の密度は半分に落ちます。

これを続けていると、中身の薄い時間の使い方に慣れてしまいます。そうすると、それが標準の仕事の進め方になり、成果をあげることができない体質になります。残業には、このような目に見えないデメリットもあるのです。

ここで解説したように、「仕事の質」を高めることを意識して、日々の営業活動に取り組むようにしてください。