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ABC理論:あなたの信念がビジネスの成果を決める

 

ビジネスで成功するために避けて通れないのが失敗です。どんなに有能な人であっても、多くの失敗を経験します。

 

このとき、失敗という事実をどのように捉えるかは重要です。ある出来事がもたらす結果は、その人の信念よって決まるからです。この考え方を、「ABC理論」といいます。

 

 物事の結果は捉え方で決まる
ABC理論は、アメリカの臨床心理士アルバート・エリスが唱えたカウンセリング療法の原理です。ABCとは、「出来事」「信念」「結果」の頭文字を指しています。

 

ABC理論:あなたの信念がビジネスの成果を決める

 

例えば、飛行機に乗ることが苦手な人がいます。それは、「飛行機は落ちることがある」という捉え方をしているからです。この場合、飛行機に乗る(出来事)のが怖いという感情(結果)は、落ちる乗り物であるという考え(信念)からきています。

 

一方で、「飛行機が落ちることは滅多にない」という考え方(信念)をしている人がいます。その人にとっては、飛行機に乗ること(出来事)は、全く怖いとは感じません。(結果)

 

このようにABC理論では、「ある出来事に対する結果は、その出来事ではなく、その人の信念によって決まる」と考えます。

 

 ビジネスで成功するための信念
例えば、作成した提案資料を上司に確認してもらいます。大きな商談のため、多くの時間をかけた資料です。そして、上司から次のような返事が来ました。

 

「誤字が多すぎて、このままではお客様には出せない」

 

このとき、あなたならどのような感情をいだくでしょうか。否定的な受けとめ方をする人は、上司に反発心を抱きます。例えば、次のように考えます。

 

「誤字よりも提案書なので中身を見てくれよ」

 

「お客様に出せないとは、随分と偉そうなことを言うな」

 

このように、ネガティブに受けとめるので、何も得ることができません。一方で、ポジティブな面に目を向けることができる人は、上司の意見から学ぶことができます。例えば、次のように捉えます。

 

「誤字があることは気が付かなかった。事前に間違いが見つかって良かった」

 

「文章は十分に確認しないといけない。今後の良い教訓になった」

 

このように、上司の言葉をどのように受け止めるかで、結果が大きく異なります。結果は出来事ではなく、その人の捉え方によって決まるのです。

 

前向きな姿勢でビジネスに取り組むことで、失敗からも学ぶことができます。これが理解できれば、失敗に対する恐怖を和らげることができます。失敗を恐れずに行動することで、成功に近づくことができるのです。

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